2020年11月6日(金)

語るぜ、琉球!

みなさんこんにちは。すでにクリスマスまで50日もないという事実に衝撃を隠せないちょこたると。です。

ついこないだまでお店でもハロウィングッズを売っていたのに、今やクリスマスアイテムに様変わりしています。時の経つのは速いものです。

さて、今回は「住まいで見える地域性」の最終回となります。今日は日本の最南端、沖縄編です。

沖縄は、過去に「琉球王国」と呼ばれていたことからも分かるように、エイサーなどに代表される日本の中でも独特な文化を形成してきました。その名残は、現在も地名や方言などに色濃く残っています。

住宅の特徴としましては、画像のような琉球赤瓦(りゅうきゅうあかがわら)と呼ばれる沖縄独自の瓦を屋根に用いた家が多いです。なお、沖縄で生産された瓦を、色に関係なく呼称する場合は、琉球瓦(りゅうきゅうかわら)や島瓦(しまがわら)と呼ばれているそうです。

この瓦は高温で時間をかけて完成する一般的な瓦と異なり、低温で素焼きされるため吸水性が高くなっています。それにより、雨が降った時は瓦が雨水を吸収して重くなり、風に飛ばされにくくなります。大雨や台風の被害を受けることの多い沖縄には相性のよい素材と言えますね。

また、雨が降ったあとも雨水が蒸発する際の気化熱の働きで、室内を涼しくしてくれる効果も期待できるそうです。沖縄は亜熱帯気候なため一年を通しても気温が高い傾向にあるので、こちらも相性が良いです。

 

瓦のほかにも、伝統的な石垣(画像参照)のある家が多かったり、家の中もご近所みんなが集まれるような広間設けられている、ゲストルーム(共用施設として設置されている来客用の部屋)がある家が多い、など、明るい県民性が住まいにも表れています。

 

同じ日本という国でも、地域によってそれぞれの風習や気候に合わせた様々なタイプの住まいがあることが当企画を通じて少しでも伝わったらうれしく思います。回を重ねてきたこのシリーズですが、これにて完結とさせていただきます。最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

 

沖縄のことを詳しく書いていたら、無性に紅芋タルトが食べたくなってきました。

 

(ちなみにタイトルは、沖縄が僕の好きなウルトラ作品、ウルトラマンジードのロケ地として使われたことにちなんで変身セリフをもじりました。)